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【小論文解答】:2022年/金沢医科大学/医学部/2月15日分

〔設問1〕
思いつきやすさや思い出しやすさで発生頻度を判断するクセのことを「利用可能性ヒューリスティック」という。思いつきやすさで頻度を推定するのは、私たちがリストの最初の部分を再生しやすい初等効果と、頭の中で繰り返されることを記憶しやすいリハーサル効果によって、系列内位置の初めのものを記憶に残す記憶のメカニズムを持っているからである。だから主観的に思い出しやすいことは頻繁に出会っていることを意味するのだ。(199字)
〔設問2〕
交通事故の実際の死者数と推定値は近似的である一方、竜巻の実際の死者数は推定値よりはるかに少ない。その原因としては人々が竜巻の発生頻度を「利用可能性ヒューリスティック」に基づき判断する際、メディア報道等を通して得られる交通死亡情報の記憶と竜巻の死亡情報の記憶とを比較して「交通事故ほどではないが割と見かける」と判断したが、実際の竜巻の頻度は交通事故の頻度よりはるかに低かった、ということが考えられる。(199字)

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玄武庵

Author:玄武庵
日本の片隅で予備校講師をしながら旺文社(入試問題正解)・教学社(赤本)等で作問・解答・解説等の仕事をしています。小論文は自分の頭で考えて書くことが一番大事ですが、その際の参考にしてもらえるとうれしいです。頑張ってください。(※コンテンツはすべて無料です)

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