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【小論文解答】:2013年/関西医科大学/医学部/本試験

 インターネットの情報は、多種多様で膨大である。自分が知りたいと思う事柄について、検索をかけると即座に大量の情報を提供してくれる。そのために私たちは情報を探すための時間を飛躍的に短縮し、個人としての思考や行動のための時間をこれまで以上に確保し、その幅を広げることが出来る。加えて、インターネットの情報は世界中の人々が同時に共有できるため、医療を始めとした様々な分野で研究のための情報共有が促進され、技術の進歩速度が加速することで、より多くの人々に恩恵を与えている。その意味で、インターネットの情報は個人レベルでも社会レベルでも大きく貢献している。一方、情報量の増大は、それを選別するための時間を増大させ、自分の欲しい情報から自分を遠ざけてしまうこともある。また、真偽の検証が必要な情報が検証抜きでインターネットに垂れ流され、世界中に拡散されることによって、多くの人々に無用な被害を与えることもある。
 こうしたリスクを踏まえつつ、情報と上手に付き合うためには、インターネットを離れた自分の身近な日常経験を大事にし、そこで得られたものを糧として自分の軸を形成する時間を持つことが必要だ、と私は考える。(493字)
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プロフィール

玄武庵

Author:玄武庵
予備校講師をしながら旺文社(入試問題正解)・教学社(赤本)・Z会(実戦模試)等で作問・解答・解説等の仕事をしています。小論文は自分の頭で考えて書くことが一番大事ですが、その際の参考にしてもらえるとうれしいです。頑張ってください。(※コンテンツはすべて無料です)

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