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【小論文解答】:2023年/獨協医科大学/医学部/本試験/2月11日分

【問1】
人生は負荷があるほうが生を実感できるが、そのためには自分がどこまで他人のために働き、状況を背負い込めるか、という「胃袋」の強さを知っておく必要がある。だがそれを知るためにはやはり絶えず挑戦をしていくしかない。眼前の問題に正面からぶつかった場合、それは後々活きてくる。自分がどこまでできるか、できないかについて迷うのは当然である。ぶつかり、迷い、挑戦し、失敗を繰り返すことで「自信」が得られるのである。(200字)

【問2】
 この文章を読んだ時「医師としての人生」という言葉が思い浮かんだ。本文の「他人のために働く」「状況を背負い込む」という言葉は、そのまま「患者のために働く」「患者の状況を背負い込む」ということにつながると考えたからである。医師は患者の命や健康や幸福のために働く。その際に患者の思いや人生観、個人的事情を背負い込む。それらを飲み込んで最適な医療を提供するためには、筆者の言うように「胃袋」を鍛える必要がある。「胃袋」を鍛えるには単に知識や技術を磨くだけでは不十分であり、相手に寄り添う人間性やコミュニケーション技術を育てることが重要となるだろう。しかし私は、それに加えて「多くの人と交わり、世の中のことを広く深く知る」ことも大切だと考えた。そうした交わりの中で挑戦と失敗を積み重ねながら、自分の視野の狭さ、狭量さ、未熟さを自覚し、改め、「自信」を持って患者と向き合えるように努力していきたいと強く思った。(399字)

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プロフィール

玄武庵

Author:玄武庵
日本の片隅で予備校講師をしながら旺文社(入試問題正解)・教学社(赤本)等で作問・解答・解説等の仕事をしています。小論文は自分の頭で考えて書くことが一番大事ですが、その際の参考にしてもらえるとうれしいです。頑張ってください。(※コンテンツはすべて無料です)

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