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【小論文解答】:自分の遺伝情報について(大阪医科薬科大学/出題年不明)

 自分の遺伝情報は、最も重要なプライバシーに属するものであると私は考える。最近では先天的な遺伝上の疾病だけでなく、特定の病気になりやすい傾向性や気質、寿命に関わることまで、遺伝情報を通して分析可能であると言われている。そうした情報が漏洩した場合、就職や結婚、保険といった自己のQOLに大きく関与する事柄において差別や被害を受ける恐れがある。したがって遺伝情報の管理は厳重に行われなければならない。
 遺伝情報を分析できるのは主として医療機関や医療検査機関なので、管理の責任はこれら医療機関や医療検査機関が担うことになる。情報漏洩のルートとしてはオンラインからのウィルス侵入やハッキングの他に、保管に関する厳密な規則を守らずに情報を持ち出すことによる人為的ミスが考えられる。侵入阻止のための技術的なシステムの向上はもちろん、管理する側の遺伝情報に対する高いモラルと責任の自覚が重要であると私は考える。(396字)

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玄武庵

Author:玄武庵
日本の片隅で予備校講師をしながら旺文社(入試問題正解)・教学社(赤本)・Z会(実戦模試)等で作問・解答・解説等の仕事をしています。小論文は自分の頭で考えて書くことが一番大事ですが、その際の参考にしてもらえるとうれしいです。頑張ってください。(※コンテンツはすべて無料です)

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