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【小論文解答】:2021年/産業医科大学/医学部/本試験/Ⅱ

 日常生活における私自身のヘルスリテラシーについては、本文同様他者との相互作用の中での働きかけが重要であると考える。例えばわが家の食事は食べるのが好きな父に合わせたカロリー多めのものがよく出る。よって血液検査の結果でも脂質が若干高めになる。高カロリーの食べ物がメタボリック症候群を引き起こし様々な生活習慣病の原因となる、ということは家族全員機能的ヘルスリテラシーとして認識している。ところがその状態を改善するために家族とやり取りして行動しようとしても家族は昔から続けてきた食習慣を容易に変えられない。これは相互作用的ヘルスリテラシーに対する家族からの理解やサポートが得られにくいことを意味する。そこで私はカロリーが少なくても満足できる食事の提案という形で批判的ヘルスリテラシーを行使して、私を含めた家族全員の健康に前向きに取り組む姿勢を本気で示していくことで、自身のヘルスリテラシーを高めたいと思う。(399字)

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玄武庵

Author:玄武庵
日本の片隅で予備校講師をしながら旺文社(入試問題正解)・教学社(赤本)等で作問・解答・解説等の仕事をしています。小論文は自分の頭で考えて書くことが一番大事ですが、その際の参考にしてもらえるとうれしいです。頑張ってください。(※コンテンツはすべて無料です)

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