(※2021年2月頃の状況を基準にして書いています)新型コロナウィルスに関するこの一年の日本の政策の良い点は、以前から日本で習慣化されていた「うがい・手洗い・マスク」を徹底させ、予防に努めたことが挙げられる。特にマスクをつける習慣のない他国に比べると感染率の差は歴然としており、初動としては高く評価できる内容であったと言える。また流行の初期段階で「非常事態宣言」を発令し、移動や交流を厳しく制限したこともパンデミックを防止できたという点で評価できる。
一方で感染が下火になると、経済の活性化を優先させてすぐに移動や交流を促進するようなキャンペーンを行ったことで、せっかく減少した感染者数を再び増加に転じさせた点は悪い点として挙げられる。この一貫性のない政策により、コロナ終息の目安がつかなくなってしまった。またワクチン開発に関しても他の先進国に後れを取り、感染時の症状軽減のための対策を迅速に行えなかった点に関しても、今後の状況に不安を残すだろう。
また。今後日本で医療現場への強力が要請されることになった場合、私は当事者として積極的に要請に応じたい。ただし医療知識や経験が著しく不足している状態で医療現場に赴くことは、場合によっては足手まといになって適切な医療活動を遅延させたり、場合によってはミスやトラブルを引き起こす恐れもある。そうならないためにも出来るだけ早くコロナウィルスに関する知識や対処法を身につけ、貢献できる存在として赴きたい。(594字)
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