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【小論文解答】:2011年/福岡大学/医学部/本試験

 「倜儻不羈」でいて「頑質」ではない明治維新期の土佐人たちの生き方について書かれたこの文章は、私に生きる上での大きなヒントを与えてくれた。日々の生活のなかで、私たちはさまざまな固定観念に囚われて生きている。自分の状況を生まれた環境や他人のせいにしたり、自分の性格のせいにしたりして、それで物事から逃げることもあるし、一方的なものの見方や考え方に基づいて、他者の価値観を否定してしまうこともある。自己の志の手段として国家を変革しようとした坂本龍馬ほどではないが、私も将来医師となるひとりの人間として、固定観念から離れ、大きな志をもって独立性を持って行動しなければならない。しかし同時に、他者の価値観や考えを幅広く受け入れ、そこから新しいものを生み出すことの出来る柔軟さをもまた兼ね備えていなければならない。強い気持ちと柔らかい心を同時に持つことが、これからの私には何よりも大事なのだ、ということをこの文章は教えてくれたのである。(412字)

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プロフィール

玄武庵

Author:玄武庵
予備校講師をしながら旺文社(入試問題正解)・教学社(赤本)・Z会(実戦模試)等で作問・解答・解説等の仕事をしています。小論文は自分の頭で考えて書くことが一番大事ですが、その際の参考にしてもらえるとうれしいです。頑張ってください。(※コンテンツはすべて無料です)

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