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【小論文解答】:2019年/藤田医科大学/医学部/みらい

【問1】特殊

【問2】
私は論理主義を選ぶ。なぜなら治療薬は特定のメカニズムの技術的な再現を前提として制作されるものであり、その有効性はどの患者に対しても同じ一義的因果関係に基づいて機能することで保証されるものだからである。(100字)

【問3】
私は第三の「客観主義」が医師にとって重要であると考える。なぜなら事物や自然に該当するものを「病気」と想定し、扱う者を「医師」と想定するならば、治療を行う際に扱う者の「主観性を排除して」「気分や感情に左右されずに」という指摘に非常に納得できるからである。医師も含め、人間は自己の経験や知識が無意識のバイアスとなって、対象の「ありのまま」の姿を歪めてしまう傾向がある。医師の場合はそれが誤診につながり、場合によっては患者の健康や生命を損なうことにもつながる。確かに経験や知識は対象を正しく把握するためにどうしても必要である。しかしそれらはあくまで「手段・道具」として必要なのであって、対象を見つめる人間としての「構え」自体は常にフラットでなければならない。経験や知識を持ちつつも、治療の際にはそれらを一旦脇に置いて、対象そのものに虚心に向き合おうとする心構えが医師としての大切な資質なのだ、と私は考えた。(399字)
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玄武庵

Author:玄武庵
予備校講師をしながら旺文社(入試問題正解)・教学社(赤本)・Z会(実戦模試)等で作問・解答・解説等の仕事をしています。小論文は自分の頭で考えて書くことが一番大事ですが、その際の参考にしてもらえるとうれしいです。頑張ってください。(※コンテンツはすべて無料です)

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