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【小論文解答】:2020年/近畿大学/医学部/一般前期

 医師の資質としての「態度」とは、患者の尊厳を重視し、それを踏まえた発言や振る舞いを示す、ということを指すと私は思う。患者は病気や怪我を抱え、医師はそれを治すという違いはあっても、同じ人間であることに変わりはない。患者は「知識」や「技能」だけでなく、人間性も含めた上で医師を信頼するかどうかや指示に従うかどうかを決める。医師が患者を一人の人間として、その価値観や人生観を尊重しつつ接してくれているかどうかを、患者は医師の言動や振る舞いから感じ取っている。医師はそのことを十分に理解し、患者の命や健康を守るためには「知識」や「技能」だけでなく、患者の尊厳を大切にする心、共感する心を持ち、それを「態度」として示すことを資質のひとつとして肝に銘じる必要がある。「あの先生は話を聞いてくれる」「あの先生は気遣ってくれる」「あの先生は信頼できる」と言われるような心構えと「態度」を、私も日頃から心がけていきたい。(398字)
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玄武庵

Author:玄武庵
予備校講師をしながら旺文社(入試問題正解)・教学社(赤本)・Z会(実戦模試)等で作問・解答・解説等の仕事をしています。小論文は自分の頭で考えて書くことが一番大事ですが、その際の参考にしてもらえるとうれしいです。頑張ってください。(※コンテンツはすべて無料です)

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