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【小論文解答】:2017年/東海大学/医学部/2月11日分

 私は「ヒューマンインターフェイス」という役割をAIに与えることで、AIを「人間の幸福に貢献できる」ように役立てたいと考える。このことを「医療」の話で具体的に説明する。医療とは「人間が知識と技術を駆使して人間の身体的・精神的問題を診断し、治療を行う」ことである。この「知識・技術」という点に関して言えば、AIは人間と代替可能である。大量の医療技術に関する情報と過去の患者の診療情報に対する「深層学習」により、AIは患者にとってより有益な結果をもたらす的確な診断を下せるようになる。
  しかしそのような診断をAIによって下された患者は、自らの不安を解消することはできないだろう。自分の命を預けるに値する「信頼関係」を、AIと結ぶことが出来ないからである。AIの客観性を保証することができるのは「医師」という人間だけであり、患者は人間である医師との信頼関係を前提としてのみ、AIを信頼することができる。ならばAiは、医師の診断・治療能力の向上とコミュニケーションの補助、という形で医師と患者の絆を強めるための「ヒューマンインターフェイス」として、今後医療で積極的に活躍することができる、と私は結論付ける。(497字)
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玄武庵

Author:玄武庵
予備校講師をしながら旺文社(入試問題正解)・教学社(赤本)・Z会(実戦模試)等で作問・解答・解説等の仕事をしています。小論文は自分の頭で考えて書くことが一番大事ですが、その際の参考にしてもらえるとうれしいです。頑張ってください。(※コンテンツはすべて無料です)

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