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【小論文解答】:2014年/東海大学/医学部/本試験/2月8日分

 「ハングリーであれ、愚か者であれ」というフレーズは、若者に損得勘定を考えることなく自分がやりたいこと、やらなければならないことを一生懸命やり抜くような人生を送るべきだ、と語りかけていると私は思う。私自身がそうであるように、現在の若者は安全志向が強い。自分の将来についても、何がやりたいかではなく、何が自分にとって最も有利になるのかを基準に判断し、行動している。その結果日々の暮らしに充実感が無いし、世の中を覚めた目で見るようなことが多くなっているように思う。一方で若者は、日々に厚みを持った充実感や濃密さを求めているようにも思われる。ただそれを実現するためには、安全や効率性を放棄しなければならないし、他の人と同じレールから外れて生きるという怖れや不安を伴う。それでも本当に充実した人生を送るためには、それらを乗り越えて全力で生きるべきだし、それが自分を大切にして生きる、ということになるのだ。
人から何と言われようが、ダサいと思われようが、彼自身がそうであったように、自分の納得ゆく人生を生きるべきだ、と彼は語りかけているのだと思う。私もこの言葉を胸に、悔いの無い人生を送れるよう頑張りたい。(494字)
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プロフィール

玄武庵

Author:玄武庵
予備校講師をしながら旺文社(入試問題正解)・教学社(赤本)・Z会(実戦模試)等で作問・解答・解説等の仕事をしています。小論文は自分の頭で考えて書くことが一番大事ですが、その際の参考にしてもらえるとうれしいです。頑張ってください。(※コンテンツはすべて無料です)

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