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【小論文解答】:医師は研究にも携わるべきか

 医師が研究を行うことは、医師にとっても患者にとっても大きなメリットをもたらすので行うべきである。まず定義的に考えれば、医師の使命は患者を治療し回復させることにある以上、研究により新しい治療法や技術を見つけ出すことは、間接的にではあるが医師の使命に合致している。そして医師にとって研究を行うことは、そうした使命感の自覚を常に促し、医師としての向上心と好奇心の維持に大きく寄与する。実際に個別の患者に治療を行う際にも、臨床的な視点からだけではなく、研究者としての視点を重ね合わせることで、よりその患者に適した治療法を見出す可能性を広げる。そのことが患者のQOLを向上させることにもなるのである。また純粋に研究という観点からも、臨床を並行している医師の方が多面的な見方ができる。その結果研究分野に対して新しい視点を持ち込み、研究の進展に寄与することもできる。このように、臨床と研究とがその成果を相互にフィードバックし合い、研究分野の進展や患者への適切な治療をもたらすという点で、そしてなにより医師としての使命を俯瞰的に自覚させ自己に成長をもたらすという点で、医師が研究に携わるのは望ましいことだと考える。(499字)
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プロフィール

玄武庵

Author:玄武庵
予備校講師をしながら旺文社(入試問題正解)・教学社(赤本)・Z会(実戦模試)等で作問・解答・解説等の仕事をしています。小論文は自分の頭で考えて書くことが一番大事ですが、その際の参考にしてもらえるとうれしいです。頑張ってください。(※コンテンツはすべて無料です)

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